現在私はお絵かきソフトとしてアイビスペイントを無課金で利用していますが、このソフトには課金するコースも存在します。実際、課金するとどのようなメリットがあるのか、どんな課金コースがあるのかなど、整理して見ていこうと思います。
無課金の場合
広告のデメリット
無課金の場合、作業スペースの上部などに、広告バナーが入ります。
これはその分作業領域が狭くなることにつながります。
他にも作業中または保存前などの時点で動画広告が入る場合があります。
ペン先を選択したり「よし、保存するぞ!」と言うところで動画が表示され、30秒待たなければいけなくなったりするので、広告がストレスだったりもします。
たかが30秒、されど30秒です。
そんなわけで、私もibisPaint Xの課金を考え始めました。
課金メニュー「広告除去アドオン」と「プレミアム会員」
ibisPaint Xを開き、右上の設定ボタンをクリックすると、設定メニューが出てきます。
または、作業スペースの画面から右下の矢印をクリックして設定を押してください。
どちらも同じ設定メニューが出てきますので、スクロールしていくと、課金用のアドオンとの表示が出てきます。
「容量を増やす」と言うのは、プレミアム会員機能になるので、基本的に課金制のメニューは「広告除去アドオン」か「プレミアム会員」かのどちらかになります。
(なので、「容量を増やす」を選ぶと「プレミアム会員」の紹介メニューに飛びます)
広告除去アドオンとは
広告除去アドオンの大きな特徴は1,600円での買い切り機能と言うことです。
一度料金を払ってしまえば、
▶︎バナーや動画広告も消える
▶︎画面も広く使える
▶︎すべてのブラシも動画広告を見ずにすぐ使えるようになる
と、バナーや動画がないことでかなりストレスフリーになれる仕様となっています。
しかし、オフィシャルでは
プレミアム会員になると広告除去もされますので、プレミアム会員専用機能を使用したい方は、プレミアム会員を購入される方がお得です。
ibisPaint X
と、記載されています。
ではプレミアムと言うのはどのような機能でしょうか。
プレミアム会員とは
こちらの料金形態としては月額/300円か、年額/3,000円かのいずれかで使用している限り支払いが続いていくという形です。
(もちろん途中でコースを解約することは可能です)
*プレミアム素材*プレミアム紙質
*プレミアムフォント
*トーンカーブフィルター
*グラデーションマップフィルター
*レベル補正フィルター
*色置換フィルター
*雲模様フィルター
*マイギャラリーでの作品の並び替え
*広告の非表示 (=ブラシの使いたい放題)
無課金及び広告除去アドオンでは64 MBですが、プレミアム会員になると、20GBになるのです。
アイビスペイントの場合、作品を保存する前に一時的にクラウドストレージの状態で画像を置いておけます。
なので、複数のデバイスからでもアクセスしてお絵描きすることが可能ですし、使っているスマホやタブレットなどの保存領域を圧迫しません。
しかし、いくつか作品を貯めてしまうとあっという間にストレージがいっぱいになってしまいます。上限の容量になってしまうと、それ以上はクラウドに保存できなくなってしまうということが起こるので、作品をたくさん描いている人にとってはクラウドの容量の違いは結構考えどころなのではないでしょうか。
クラウド容量については、こちらの記事もご参考下さい。
広告除去アドオンとプレミアム会員の機能比較
広告除去アドオンとプレミアム会員は、機能が重複してたりしますので、一見わかりづらいと思います。なので、図に書いてみました。
アイビス各機能比較図表
かなり使い込んでいる人なら、プレミアムのフィルター、素材、フォントも魅力的だと思います。
今後プレミアムの素材は増やしていくとオフィシャルサイトでも公言していますので、使い勝手がどんどん進化していくかもしれませんね。
それを見込んで広告除去アドオンだけだと損ですよー、と言っているところがあると思います。
お試し期間を利用してみる
プレミアム会員では、初回のみ1ヵ月の無料お試しが可能となっています。
こうした機能を1ヶ月試してみた上で検討できると言うのもありがたいですよね。
まとめ
アイビスペイントの課金について考察してきましたが、いかがでしたでしょうか。
アイビスペイントで課金を考える場合、先ずは広告表示が自分にとってどのぐらい邪魔であるか、といった点に尽きると思います。
アプリのレビューなどを見ても、1600円の広告なしタイプにするとストレスがかなり減る、といった口コミが多いです。
無課金より更に快適に使いたいと言うことであれば、買い切りの広告非表示にするのはアリかと思います。
また、使用頻度の多い人にとっては、1ヵ月のお試しを経てプレミアム会員を考えてみるのも良いのではないでしょうか。
是非、自分にとって一番良いお絵描きライフが出来るように、参考の上ご一考下さいませ。