ここではアイビスペイントで白黒のままでは味気ないスクリーントーンに色をつけ、カラーにする方法をお伝えします。
アイビスペイントでスクリーントーンを貼るには
スクリーントーンを貼る方法については、こちらに詳しく記載してあります。
貼り方が分からない方は、是非ご参照ください。
アイビスのスクリーントーンの色を変える方法2つ
ラスタライズを使う
ラスター形式という画像形式に変換させることで、色を変える方法です。
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/FF9B2120-A455-4F7D-BB74-D184ED9A839F-1024x679.jpeg)
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▲色を変更したいレイヤーを選んだ状態で、赤丸で囲んだ右下側の点が縦に3つある箇所をクリックします。
▲そこで出てきたメニューの中から「ラスタライズ」を選択します。
これで、選択したでレイヤーがラスター形式に変換されました。
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/B9B3F994-6F81-4804-84A4-4EEED18ACDE7-1024x692.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/B9B3F994-6F81-4804-84A4-4EEED18ACDE7-1024x692.jpeg)
黄色の囲みを見ると、「アミ点L6」から「普通」になっているのがわかりますね。
▲次に丸印の+アイコンで1つ上にレイヤーを追加します。
▲追加したレイヤーを選択したまま、クリッピングをクリックしてください。
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/D3169ADB-29AA-455B-92F9-773C266CE645-1024x696.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/D3169ADB-29AA-455B-92F9-773C266CE645-1024x696.jpeg)
▲塗りたい色を選んで、ブラシでなぞっていきましょう。
はみ出したりする事は無いので、ガシガシ塗れます♪
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/3E8B45F3-2A40-42F0-B17C-DCD5A5E90995-1024x689.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/3E8B45F3-2A40-42F0-B17C-DCD5A5E90995-1024x689.jpeg)
後はパーツごとに同じことを繰り返します。
ブレンドモードを使う
もう一つスクリーントーンの色を変える方法を説明します。
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/DCF879C1-072A-4138-8F8A-25B413200F2A-1024x691.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/DCF879C1-072A-4138-8F8A-25B413200F2A-1024x691.jpeg)
▲赤丸で囲んだ+ボタンで黄色のレイヤーの上にもう一つレイヤーを追加します。
塗りたい部分を選択し、塗りつぶして下さい。
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/CD85FA3D-B4E1-4DF1-8726-A724EFEAFE81-1024x717.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/CD85FA3D-B4E1-4DF1-8726-A724EFEAFE81-1024x717.jpeg)
▲塗りつぶしたレイヤーに対して「ブレンドモード」の「明るく」の中からお好みのものを選びます。
ここでは「覆い焼きカラー」を選んでみました。
すると色が変わります。
ラスタライズとブレンドモードとの違いは
ラスタライズとブレンドカラーとの違いは、ズバリ、色の濃淡をキレイに出せるかどうかです。
ラスタライズで色の濃淡を変えるには
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/5CC293DE-E8B4-42D2-AEBA-88E7F1AAAA6E-1024x693.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/5CC293DE-E8B4-42D2-AEBA-88E7F1AAAA6E-1024x693.jpeg)
▲クリッピングしてあったレイヤーを下のレイヤーと合わせます。
▲そのレイヤーに対してスライダーを左右させることで、濃淡の調節ができます。
ラスタライズでは、スクリーントーンの柄の色そのものを変化させることができるのです。
ブレントモードで濃淡を変えると…
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/E1BDD81B-692C-4190-82D7-837FC911B60C-1024x699.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/E1BDD81B-692C-4190-82D7-837FC911B60C-1024x699.jpeg)
ブレンドモードの場合は、スクリーントーンのレイヤーと、色を塗ったレイヤーを合わせることができません。
「覆い焼きカラー」のレイヤー色の濃淡を変えるようになるので、同じ40%程度の薄さにしてもこのようにスクリーントーン自体の色(黒色)はそのまま、と言う形になってしまいます。
まとめ
アイビスペイントでスクリーントーンに色をつける方法を2つご紹介しました。
色々なところをカラーのスクリーントーンにしてしまったら、こんな感じの画に…
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/AB9F43D6-928E-4FF6-B6D8-FB5482AE54F8.jpeg)
![](https://kukumi-f.com/wp-content/uploads/2023/05/AB9F43D6-928E-4FF6-B6D8-FB5482AE54F8.jpeg)
色の濃淡をきれいに変えられるといった点からすると、ラスタライズの方が使いやすいような気がしますが、その時々の使い勝手によって、選択してみてくださいね。